一般皮膚科

紫外線治療

尋常性白斑

尋常性白斑は後天的にメラノサイトが減弱、もしくは消失することによって、白斑(色が抜けた斑点)が形成される病気です。しろなまずともよばれる皮膚に境界がはっきりした白い部分ができる疾患で、徐々に白斑が広がることも多く、手のひら、足の裏をのぞき、全身どこにでも発症しえます。皮膚の色はメラニン色素の量で決まりますが、メラニン色素をつくるメラノサイトが何らかの原因で破壊されてしまうため生ずると考えられています。全身に生ずる汎発型と数個までの白斑が局所的にできる限局型、神経の支配領域に沿ってできる分節型があります。

掌蹠膿疱症

掌蹠膿疱症は、主として手掌や足底に、無菌性(細菌やかびなどが存在しないタイプ)の多数の膿疱(のうほう=黄色の液体を容れる小さな袋)が出没を繰り返すことを特徴とする疾患です。手足以外に膝やすね、頭などにも皮疹がみられたり、爪の変化や胸鎖関節痛を伴う場合があります。
掌蹠膿疱症は周りの人にうつることはありません。膿疱はウイルスや細菌によって起こるものではないからです。また、家族で体質が似て発症することはありますが、遺伝することはないといわれています。

円形脱毛症

円形脱毛症とは、何の前触れもなく突然、髪の毛が抜け始める病気です。コインのように円く脱毛するのが基本ですが、1か所と限らず多発することもありますし、頭髪以外にまゆや髭、腋毛、陰毛などが抜ける場合もあります。一般的に自覚症状はありませんが、脱毛前や活動期に軽いかゆみや違和感、淡く赤みを帯びることもあります。原因は明らかになっていませんが、何らかの原因で自分の免疫システムが毛包を攻撃するようになり脱毛がおこると考えられています。広く抜けている場合ほど、脱毛が長引き、全頭型や全身型では数年以上続くこともあります。

乾癬

乾癬とは皮膚が赤く盛りあがり、その上に乾燥した白い垢が厚く付着し、その白い垢がぽろぽろとはがれ落ちる皮膚の病気です。乾癬は、ウイルス、細菌、カビによるものではないので、人にうつる心配はありません。乾癬には、現在、根本治療がなく、症状が良くなったり、悪くなったりを繰り返すので、長く付き合っていかなければなりません。すなわち、症状が良くなっている期間を長期間保つことが有効な治療法となります。