ほくろ(ホクロ)は、メラニン色素を持つ細胞の増殖によりなる良性の皮膚病変です。ほくろ(ホクロ)は良性ですが、次第に大きくなったり盛り上がったりします。黒いもの、茶色いものが多く、場合によっては大きくなり盛り上がってくることもあります。
素人目にはただのほくろに見えても、実はメラノーマと呼ばれる悪性の皮膚がんの可能性があります。
などの場合には、悪性である可能性があります。そのような場合には、早急な受診をおすすめします。
ほくろは、紫外線が原因であると言われます。それは、日焼けした肌が通常ならば代謝して元通りになるところが、刺激を受けて異常を起こすことにより、ほくろとなります。 また、毎日のストレス、疲れ、生活習慣が乱れていることなども原因です。
前述したように、一見すると単なるほくろに見えても、検査をすると悪性であることがあります。ですから、近隣の基幹病院(関東労災病院、日本医科大学武蔵小杉病院など)で病理検査(ホクロの細胞や組織を顕微鏡で詳しく検査すること)を行い、良性か悪性かを見定めた上で治療方法を決めます。
盛り上がっていてひっかかるホクロは局所麻酔をした後、除去するようにしています。メスやレーザーを使用して除去する形になります。